師走のおおごと
今年も早いもので12月になった。
師走。・・・師も走る月であり、急がしさの象徴的のようなこの月に、お世話になっている会社の社長が脳卒中で倒れ、友人の父親が亡くなり、飼っている犬(トイ・プードル)が散歩の途中で別の犬(柴犬)に耳を噛まれて血まみれになった。
忙しい。
社長は救急車の手配が早く、一命を取りとめたものの、緊急入院した先の担当医の誤診(その可能性が高い)で、入院後3日経ってから深刻な状態に陥ってしまった。
夫人は落ち着いているが、周りの動きは慌しく、二代目として会社を継ぐ予定だった専務は、社長の引継ぎ業務に追われ、社員たちはその煽りを受けて凡ミスを連発している。
友人の父親は、前妻との離婚後、娘を男手一つで育ててきた勤勉な男性で、今年70歳だった。
日課だった早朝の散歩の途中に心筋梗塞が起きたそうだ。
彼女はこの春、4年間付き合っていた二つ年上の男性と結婚した。
付き合い始めた当時、彼は事業を起こしたばかりの借金まみれで、それでも真面目だけが取りえの無口な男性で、どことなく父親に似ているのだと言っていたのを覚えている。
彼女は家を出て、同じ市内のマンションで幸せな新婚生活を送っていた。
時より、父親と三人で食事を共にしていたそうだ。